同性に告白された！正しい対応をレズビアン当事者がレクチャ

みなさんは同性から告白された経験はありますか？

友達だと思って接していた相手から告白されると、ドキッとしてしまいますよね。

誰かから好意を寄せられることは嬉しいもので、少し舞い上がってしまった、なんて人もいるのではないでしょうか。

とはいえ、なかなか同性から告白される機会は多くないもの。

だからこそ、いざ同性から告白をされた際、どういった対応をすべきなのか分からないという人もいるでしょう。

そこで今回は、同性から告白された時にすべき対応についてレズビアン当事者としてレクチャーしていきたいと思います。

相手からの気持ちを理解しよう

まず大前提となるのが、告白をしてきてくれた相手の気持ちと覚悟をしっかりと受け止めることです。

誰かに告白するということは、その相手との関係性が壊れるかもしれないという可能性があるにも関わらず、好意を伝えてくれたのです。

もちろん、同性からの告白となれば、今までは仲良しの友達だったという場合もあるでしょうし、自分に対して恋愛感情を抱いていたとは思わなかったという人もいるかもしれません。

突然告白されると、どんな人でもきっと驚いてしまいます。

誰かに好意がある気持ちを伝えるということは、簡単なことではないからこそまずは好意を伝えてくれてありがとうという気持ち、そして自分に対して好意を抱いてくれている気持ちを受け入れるところから始めましょう。

同性同士の恋愛は覚悟が必要なもの

相手からの気持ちを受け入れた上で大切なことが、同性同士の恋愛は異性同士の恋愛と比べて複雑な恋愛ということです。

最近ではパートナーシップ条例なども普及し、世間も同性同士の恋愛について一定層は理解してくれるようになりました。

同性婚の実現もまだまだできそうにない日本なので、偏見の目を向けられることで自分の本当の気持ちが分からなくなってしまう人も多いです。

同性同士の恋愛とはどういったものなのか、改めて考え直すことも大切です。

告白に対する答えを考えよう

次に、告白に対する答えを考える必要があります。

このまま友達の関係を続けていくのか、それとも恋愛を意識した相手になっていくのか、告白に対する答えも人によって様々です。

告白に対する答えをしなければ・・・

という考えに対して、他の人たちはどのようにして答えを導くのでしょうか？

考えられるのは、

・恋愛対象として1度考えてみる
・相手との将来を考えてみる

この2つが最も答えを導きやすいと考えます。

そこで、以下では具体的にどのようにして答えを出していくかお話していきます。

恋愛対象として1度考えてみる

一つ目として挙げられることは、相手を恋愛対象として1度考えてみるということです。

もしかすると、相手とあなたの関係は今までただの友達で、

いきなり告白をされたから脳内がパニックになってしまった…！

という場合もあるかもしれません。

だからこそ、一呼吸置いてから自身の気持ちに向き合ってみましょう。

そして相手のことを恋愛対象として意識することができるのかを考えてみましょう。

すぐに恋人にならなくても、恋愛を意識した友達になれるのか、考えてみることで、この告白に対する答えも出てきやすくなります。

相手と自分の将来を考えてみる

二つ目として挙げられることは、相手とあなたの二人でいる将来を考えることができるかどうかということです。

告白をOKして恋人になるということは、相手との将来が見えるかどうかが非常に大切になります。

もしも二人でいる将来が友達としてのイメージしかできないのであれば、おそらく二人は友達の関係が最適といえます。

一方で、同棲をしていたり恋人のようなイメージができたりしているのであれば、相手と二人でいる将来がイメージできているということでもあります。

告白の返事の仕方

続いては、本題でもある「告白に対する返事の対応」についてです。

告白をしてもらい、自分の考えをまとめるにも少し時間を要する場合もあれば、すぐに考えがまとまる場合があります。

もしも、答えを出すまでに時間を貰いたいのであれば、変に期待を持たせるのではなく、

という気持ちを素直に伝えましょう。

人によっては、断りにくいのかな？と考える人もいるので、

考える時間が欲しいことをしっかり伝えることにより、お互いの空気間が変になることもありません。

同性同士の恋愛についての認識を共有する

もしもあなたが相手女性を「恋愛対象」として関わっていきたい場合は、お互いの同性同士のお付き合いについての認識を共有することが大切です。

そこで、相手に対して

恋愛対象として意識していて、お付き合いをしたいと思っているけれど、お付き合いへの考え方をもっと知りたい

と素直に伝えることは決して悪いことではありません。

同性同士の恋愛は簡単なものではないですし、悩みなどもたくさん出てくるでしょう。

お互いに支え合い、寄り添い合うことができるかどうか、話をして考えることは、長く安定したお付き合いには必要不可欠です。

断る時は誠意を持って伝える

次に、告白に対してお断りをする際の対応についてです。

せっかく告白をしてもらったけれど、どうしても恋愛対象として意識することも、恋人として傍にいることも考えられなかった場合、友達としていくら大好きでもお断りをしなければいけません。

人によっては、

断るのは気まずくなるから
申し訳ない気持ちになってしまう

などと考えてしまう人もいるかもしれません。

しかし、せっかく勇気を出して告白してきてくれたのですから、あなたも誠意をもって告白に対してお断りをする必要があります。

もしも今後の関係性が…と考えてしまうのであれば、

恋愛対象としては傍にいられなかったけれど、友達として傍にいたい

という気持ちを伝えるのも良いかもしれません。

まとめ

さて今回は、同性から告白をされた際の対応についてお話してきました。

実際に同性から告白をされると、頭が真っ白になってパニックになってしまう人もいるかもしれません。

しかし、相手女性も勇気を出して告白をしてくれたのですから、どういった答えになるとしても誠意をもって答えを出すことが大切です。

答えを出すのは大変だとしても、告白をするという勇気はなかなか出せないという人も多いはずです。

相手と同じ気持ちを持つことができなくても、同じ女性であれば友達として傍にいることができるというのは、同性の特権なのかもしれません。

真剣に答えを出して対応をしたからこそ、そばに居続けることができるということでもあるので、まずは告白をしてくれたことに対して「ありがとう」の気持ち、そして向き合うという気持ちを大切にしましょう。

また一方で、もしもあなたが相手女性に対して

なんだかドキドキするかもしれない・・・

という気持ちが芽生えることがあれば、以下で「同性が好きか判断する方法」をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね！